賃貸住宅へ引越しする際に心配なのは、なんといっても初期費用です。敷金・礼金や保証金、仲介手数料、前家賃など、賃貸住宅を借りる時に必要な初期費用というのはどうしても高くなってしまいます。なので、できることなら少しでも初期費用を安く抑えたいと誰しも考えるところだと思います。初期費用には引越し費用も含まれるので引越し 見積りも計画的にすることで費用を抑えることができます。
ここで、初期費用の項目に注目しましょう。敷金・礼金・保証金・仲介手数料というのはその物件の基本的価値を決めているものなので変動する余地はなく、入居時に必ず払わなければいけない項目です。しかし、前家賃はどうでしょうか。もちろん家賃も金額自体の変動はありませんが、家賃は入居する日によってその月分だけ払うのか、来月分まで払うのか違いがあります。これをうまく利用すれば初期費用を抑えられるのではないでしょうか。
では次の問題は、いつ入居すればどこまでの前家賃を払うことになるのか、です。区切り良く月の頭に引越すという人は多いと思いますが、月頭の場合は一番分かりやすくその月分のすべての家賃を前払いことになります。月分すべて払うことになるので、初期費用そのものは高くなってしまいますが、月頭なら次の月の家賃を払うまでの期間が最も長くなるので、入居後しばらくは出費が安定するという利点があります。ここで注意してほしいのは、月頭とはどれくらいの範囲のこと言うのかです。これは会社によって違ってきます。会社によっては10日くらいになると中旬と同じ扱いになってしまうので気をつけましょう。確実にその月分だけ払いのなら、1~5日くらいには引っ越すのが確実です。
次に下旬です。下旬はその月の家賃の日割り分と、来月の分の前家賃まで払うことになるので、一番初期費用は高くなってしまいます。初期費用だけ抑えたいのであれば、下旬は避けた方がいいでしょう。
最後は中旬です。ここが一番難しいところです。だいたい14日を境に初期費用は大きく変動します。14日に入居すればその月の日割り分のみ、15日以降はそれに加えて来月分の家賃を払うことになる場合が多いです。しかし、この中旬の定義が会社によって違ってきます。14日でも来月分まで取るところもあれば、10日くらいでも来月分まで取るところもあります。なかには交渉次第で今月分だけにしてくれるところもありますが、交渉にのってくれないところもあります。
会社によって中旬の前家賃は大きく変わるので、中旬に引っ越す予定の方は注意しましょう。